「血圧が高いから塩分は取りすぎないほうがいいよ」「高血圧だから漬物は食べないほうがいいよ」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか。ただ、実際に漬物は食べないほうがいいのか、なぜ塩分が高いものは食べてはいけないのか、明確に理解をしていない方も多いでしょう。今回は、高血圧の方が食べてはダメな食事についてお伝えしていきます。
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血圧とは
血圧は、血液が流れるときに血管の壁にかかる圧力のことで、圧力が高いことを高血圧・圧力が低いことを低血圧とあらわします。人間が健康に生きていく為に大切なものなのです。
高血圧なのに、そのままにしておくことで、さまざまな病気を引き起こし死にいたる可能性もあります。
高血圧の人が塩分を取りすぎるとどうなるの?
高血圧になると「塩分を控えた食事をしてください」と言われたことのある方も多いと思います。
1日にとって良い塩分は男性9g・女性7.5gまでとなっています。
塩分を取りすぎることで身体にどのようなことが起こるのかお伝えします。
- 食事で塩分を取りすぎることにより、血液の中の塩分(ナトリウム)が増える
- 身体が血液の塩分を薄めようとして血液の中に水が取り込まれる
- 水が取り込まれることにより、血液の量が増える
- 血液量が増えることで、血管の壁にかかる圧力がかかる
- 心臓の負担が大きくなり、血圧が上がる
ということが身体の中で起こるため塩分は取りすぎないほうがよいでしょう。
食べてはダメ、取りすぎないほうが良い食事
高血圧の食事・漬物はダメ。(塩分量)
- 梅干し(100gあたり約13g)
- 高菜漬け(100gあたり約6g)
- たくあん(100gあたり約4g)
- ザーサイ(100gあたり約13g)
- 味噌漬け(100gあたり約7g)
高血圧の食事・塩蔵品はダメ
- 魚の干物
- 魚の卵(たらこ、明太子、いくらなど)
- 海藻類(塩昆布など)
- 燻製(ジャーキーなど)
- 加工食品(ハム、ソーセージ、生ハムなど)
- 塩辛など
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高血圧の食事・麺類のスープはダメ
ラーメンのスープの1杯には、およそ7gの塩分が入っていることをお忘れなく。
しょうゆ、味噌、塩など、さまざまなラーメンのスープ
そばや、うどんのスープ
高血圧の食事・カレーライスはダメ
カレーライスには1杯6gほどの塩分がふくまれています。市販のルウで作るよりも野菜の甘さを利用してルウから作ったほうが、塩分は減ります。
高血圧の食事・お菓子はダメ
おせんべいや、ポテトチップスなどの、スナック菓子は塩分が多く含まれています。1度に食べたり毎日食べたりすることはダメです。
外で食事をすませる・コンビ二はダメ
外食や、コンビニの食事は、おいしく長持ちをすることを考えて作られていることが多いです。
毎日外食、毎日コンビ二は絶対にダメです。改めて3食の食生活を見直してみましょう。
高血圧の食事でダメな食べ物まとめ
いかがでしたでしょうか。
高血圧の方は食事を見直すことも、とても大切になってきます。
ただ、ダメダメばかりに目を向けてしまうと食べる食事がなくなってきてしまいます。
それがストレスになり高血圧になってしまうこともあります。
考え方としては、「あの食事は塩分がたくさん含まれているからダメだけど、食べ方を変えたり作り方を変えれば食べてもOK」のように、考え方を変えていきましょう。
あなたの高血圧が食事によって正常になることを祈っています。