血圧をスーッと下げる静脈しぼりの効果・やり方をご紹介

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あなたは「静脈しぼり」を知っていますか?

「静脈しぼり」とは最近注目をされている、

高血圧症の方にとても効果がある血圧を下げてくれる運動法の事です。

全身の血液の量のうち20%が動脈、75%静脈を流れているといわれています。

いままで高血圧の治療には動脈の血管を柔らかくして、弾力性を持たせる方法に注目がされていました。

「静脈しぼり」はこれまでのものとは少し違い。

血液が多く流れている静脈の血流を良くして改善をすることで、
血行を良くして、血圧を下げる方法です。

帝京平成大学教授で医師の上馬塲和夫先生が考案をし、
誰でも簡単にできる、高血圧対策・血圧を下げるの全く新しい運動法です。

今回は「静脈しぼり」の効果・やり方について説明をしていきます。

血圧が上がる原因は静脈にあった

最初に血圧が上がる仕組みについて簡単に説明をしていきます。

血圧が上がる原因

血圧とは心臓から送り出された「血液」が血管の壁にかかる圧力の事をいいます。

その圧力が高いと血管に負担をかけて傷をつけてしまい、

血管が固くなっり拡張性がなくなってきたり、血管の中が細くなって血液が流れずらくなり、血行が悪くなってきてしまいます。

高血圧症・血圧が高い方の場合、血行が悪い事が多く

全身の血流がスムーズに流れない血行が悪い場合には、

全身に血液がしっかりといきわたるように、体は血圧をあげてしまいます。

血行改善のカギは静脈にあった

血行が悪いと全身に血液をいきわたるように血圧をあげてしまいます。

そのため、逆に血行をよくすることで、圧力をかけずに血液を循環させることができれば、

自然と血圧は下がっていきます。

人間の体には静脈と動脈を血液が流れていて、全体の血液の20%が動脈、75%が静脈を流れています。

そのため静脈の血液をスムーズに流すことで血行は改善でき、血圧を下げる事が期待できます。

静脈は血行が悪くなりがち

動脈は心臓からのポンプによって圧力がかかっているため、スムーズに血液が流れやすいのですが、

静脈には心臓からのポンプの圧力はかかっていません。

どうやって血液を流しているかというと、

静脈は下半身の筋肉の収縮させることで血液を流すポンプの作用と、

呼吸によって胸腔と腹腔の圧力の変化で血液を流しています。

また足などの静脈は重力に逆らって上に血液を流さないといけないために、

どうしても血液の流れは悪くなり、血行が悪くなってしまいます。

静脈しぼりの効果

静脈の血流が悪くなりやすい方

  • ネコ背の方
  • 口呼吸の方
  • むくみがある方
  • こむら返りがある方

このようなことがある方は下半身の筋肉の収縮によって血液を流すポンプの作用と、

呼吸によって血液を流す「呼吸ポンプ」の働きが悪くなるなりやすく、

静脈の血流が悪くなりやすい方が多いです。

このような方は「静脈しぼり」を行う事でとても効果を発揮し、静脈の血流を改善して、血圧を下げる効果が期待できます。

「静脈しぼり」を簡単に説明をすると、

呼吸ポンプを強化しながら、簡単な運動をすることで、血行が悪くなりやすい静脈の血行を良くすることでして、全体の血行を良くすることで、血圧を下げる効果が期待できる呼吸法・運動方法です。

それでは次は「静脈しぼり」のやり方についてみていきましょう。

静脈しぼりのやりかた

静脈の血流が悪くなっている方に抜群の効果を発揮する「静脈しぼり」のやり方について解説していきます。

呼吸ポンプを強化する「完全呼吸」と「運動」がありますので、

順番に説明をしていきます。

静脈しぼり「完全呼吸」

静脈の血流をよくして心臓に血液をスムーズに返すためには、
横隔膜を大きく動かして呼吸ポンプをしっかりと働かせることが重要です。
呼吸ポンプをしっかりと働かせることで全身の血流がよくなり、

高血圧を下げることができます。

横隔膜を大きく動かす「完全呼吸」にのやり方について紹介をしていきます。

1.息を大きく鼻から4秒かけてゆっくりとすう

2.息をゆっくりと8秒程度かけてゆっくりと吐く

たったのこれだけです。

どうですか簡単ですよね

秒数については個人差などもあるため、あくまで目安程度に考えて実践をしていただければ問題ありません。

完全呼吸をすることで、呼吸ポンプがしっかりと働くようになり、

静脈の流れをよくしてくれ、全身の血流の改善になります。

他にも「完全呼吸」をすることで、自律神経の中の副交感神経が優位になるため、

リラックスをすることができ、血圧を下げる効果があります。

また、「完全呼吸」をすることで一酸化窒素が血管の内壁より分泌がされるため、

血管を柔らかくし、血管が拡張するために、血圧を下げる効果もあるので、

「呼吸ポンプ」「副交感神経」「一酸化窒素」の3つの力で血圧を下げるとても効果が高い呼吸法です。

背骨をねじる静脈しぼり

静脈は背骨の静脈がもっとも血流が悪くなりやすく、

この血液がよどみやすい背骨の静脈の血流をよくすることで効果的に全身の血流が改善でき、

高血圧を下げることができます。

今回は背骨をねじっる「静脈しぼり」の運動を紹介いたします。

動画もありますので、動画も合わせてみるとわかりやすいです。

片足引き寄せのポーズ

1.仰向けによこになって片膝をまげて、両手で膝を抑えます。
2.鼻から4秒かけて息をゆっくりと吸います。
3.鼻から息を8秒間ゆっくりと吐きながら膝をゆっくりと胸に引き寄せます。

左右交互に1~3を3回ずつ行います。

ねじりのポーズ

1.うつぶせになって横になります。
2.左膝をまげて右側に倒し、右手を左ひざの上に置きます。
3.鼻からゆっくりと4秒息をすいます。
4.鼻から8秒間ゆっくりと息を吐きながら顔を左に向けながら左ひざを床につけるように状態をゆっくりとねじります。

反対側も同様に3回ずつおこないます。

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