些細なことでイライラしてしまう…。そのような方も多いかもしれません。さてこのイライラというのは、一種の興奮状態にあることを指しています。交感神経が活発になっていて、心拍数が増え、血圧も上昇します。ちなみにこの状態が続くと不眠にもつながりますので、要注意です。
最近、些細な事でイライラすることはないですか?
そのように感じる方もたくさんいるかもしれません。
このイライラもしかしたら高血圧が原因かもしれません。
イライラが止まらないと物事がうまくいかなかったりと辛い時がありますよね。
イライラすると血圧が上がるということは聞いたことがあるかもしれませんが、
逆に高血圧がイライラの原因になっていることもあるのです。
今回は高血圧だとなぜイライラしやすくなってしまうのか、その理由の説明と対処法をご紹介します。
高血圧だとイライラする原因
高血圧だとイライラしてしまう原因について説明します。
「怒ると血圧が上がるよ」など「血管が切れるよ」など昔からよく言われています。
漫画などでも怒っているシーンではよく血管が浮かび出ているような書き方がよくありますよね。
イライラすると血圧と血圧の関係はお互いに影響を受けやすいものです。
交感神経と副交感神経が血圧を変化させる
血圧というものは自分の意思で上げたり、下げたりと調整することができません。
それぞれの人が健康な状態を保つために、血圧は自律神経がコントロールをしています。
「交感神経」と「副交感神経」という言葉を聞いたことはみなさんあるのではないでしょうか?
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、状況によってバランスを保っています。
このバランスがどちらが優位になっているかで血圧を調整しています。
イライラしているなどの興奮している状態のときには「交感神経」が優位に働き、
心臓からの送り出される血液量が増えるために、血圧をあげてしまいます。
逆にリラックスをしている状態のときには「副交感神経」が優位に働いていて、血圧を下げる効果があります。
高血圧の場合ですと常に交感神経が優位に働いている時と同じ状態が体の中で起こっているため、脳が今はイライラしているんだと勘違いをしてイライラしてしまうことが起こってしまいます。
これが高血圧だとイライラしやすくなる原因です。
高血圧でイライラしてしまう場合の対処法
高血圧だとイライラしてしまう原因の説明で、興奮状態の場合には「交感神経」が優位に働いている状態だと説明をしました。
高血圧が原因でイライラしてしまう場合には逆に「副交感神経」を有利にすることで一時的に解消することができます。
イライラしてしまった場合には心と体がリラックスをできる状況を作ってあがることで、
「副交感神経」が優位に働くようになります。
簡単にできる方法としては。
・深呼吸をする
・ツボを押す
・日光をあびる
・お風呂に入る
・軽い運動をする
・アロマを利用する
といったことでストレスが発散されリラックスをすることで、自立神経のバランスが調整をされ正常な状態にすることができます。
高血圧でイライラしない方法まとめ
イライラやストレスをためることで興奮状態になり自律神経の「交感神経」が優位に働くことで、心臓からの血液量が増えることで血圧が上がってしまいます。
高血圧の状態と同じ体の状態のために、脳が勘違いをしてイライラしてしまう場合があり、
高血圧の場合だとイライラすることが多くなるといわれています。
1次的には
・深呼吸をする
・ツボを押す
・日光をあびる
・お風呂に入る
・軽い運動をする
・アロマを利用する
などのことをすること、自律神経のバランスの調整をしてイライラを抑えることができます。
あくまで上に紹介した方法は一時的に解決をする方法の一部です。
高血圧の方は普段の食生活や生活環境を見直すことで自然に血圧を下げて高血圧を治すことでが必要です。
高血圧を治す際にほかの記事も参考にしてみてください。