高血圧の原因の一つとして動脈硬化があげられます。
動脈硬化の場合血液がドロドロになってしまっている状態が多いです。
高血圧を下げるには血液をサラサラにすることが大切で、
血液がサラサラの状態になると血液がスムーズに流れるようなり高血圧を下げる事が期待できます。
血液がドロドロってどういう状態
血液がドロドロの状態はどのような状態なのでしょうか。
「血液がドロドロ」といっても血管の中をドロドロの血液が流れているわけではありません。
血液の中の赤血球が増えすぎてしまったり、
柔軟性が失われて固くなってしまう、
血小板が固まりやすくなってしまったりと、
赤血球や白血球、血小板の量や質に異常があり、
血管の中で血液の流れが悪くなっている状態の事をいいます。
血液がドロドロになる原因としては普段の食事や生活週間にあります。
主な原因としては、
・脂質・糖質が多い食べ物を食べる
・外食が多い
・喫煙(タバコを吸う)
・過剰なお酒(アルコール)の摂取
・野菜・果物を食べない
・運動不足
・ストレス
・脂っこい食べ物、揚げ物をよく食べる
・インスタント食品をよく食べる
などの普段の食生活や生活習慣が原因で血液がドロドロになってしまいます。
青魚
血液をサラサラにし高血圧を下げる効果がある代表的な食べ物で有名なのが魚です。
特に青魚(イワシ、サバ、サンマ、マグロ、ブリ等)にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。
DHAは血管の弾力性を高めたり、赤血球や血小板に作用をして流れやすくし、
血液をサラサラの状態にしてくれます。
EPAは、血小板の固まる性質を防ぐ物質を作り出したりすることで、高血圧の原因の一つの血栓を作りにくくし血液の流れをスムーズにし、血液をサラサラにして高血圧を下げてくれます。
大豆食品
大豆にはビタミンB郡やミネラルが豊富に含まれています。
血液中の塩分の調整をして高血圧を下げる働きをする、カリウム、マグネシウムも豊富に入っています。
また大豆に含まれている「大豆サポニン」、「大豆ペプチド」「大豆イソフラボン」は血液をサラサラにして高血圧を下げる効果があります。
納豆
納豆には高血圧を下げる効果があるナットウキナーゼが含まれています。
ナットウキナーゼは、最近注目の成分で、納豆菌が、タンパク質を分解する時にできる酵素です。
血管の中の血液が塊を作ってしまう「血栓」を予防することができます。
ナットウキナーゼは、できてしまった血栓を溶かして分解をする効果があります。
血管内に血栓がたまってしまうと、血液が通る道を狭くしてしまうため、
血管にかかる圧力が増え、結果、血圧をあげてしまいます。
この血栓を分解、予防をすることで高血圧を下げる効果があります。
野菜(たまねぎ・ネギ・にんにく)
野菜の中でも特に、ネギやたまねぎ、にんにくにはアリシンという成分が含まれています。
このアリシンは血小板の凝集する事を抑える事で血栓を予防し、高血圧を下げる効果があります。
たまねぎは血糖値を下げる効果が、加熱をしたにんにくには「アホエン」という成分が血液中のコレステロールを減らす効果があり、血液をサラサラにして高血圧を下げる効果があります。