◆高血圧の方がアルコール(お酒)と上手につきあう方法
高血圧の人はアルコール(お酒)を控えた方が良いいと一般的には言われていますが、
高血圧とアルコール(お酒)の関係について、お酒を飲む事で血圧が上がる理由の説明をします。
お酒と高血圧の関係について
お酒は高血圧には血圧をあげるため悪いと言われていますが、
単純に悪いだけでもありません。
血管を拡張させて血圧を低くしたり、
血液中の善玉コレステロールを増やしたり、
ストレスの軽減効果などにより、動脈硬化を防ぎ、血圧を下げる効果もあることが
最近の研究ではわかってきています。
しかし、アルコール(お酒)を飲みすぎると逆に血圧を高くする働きをするようになってしまいます。
1-2ヶ月程度で上が150、下が100程度まで下がってきました。
※アルコールだけでなくサプリや運動、食事も同時に行っていました。
1日にアルコール(お酒)はどの程度飲んで大丈夫?
アルコール(お酒)を飲む適量はどの程度なのでしょうか、
日本の厚生労働省が2000年に開始した国民健康づくり運動「健康日本21」では、
アルコールの1日の適量は平均20gと述べており
それぞれのお酒に換算をすると下記のような量になります。
ビール中瓶(500mL)1本、
日本酒1合、
チュウハイ(7%、350mL)缶1本、
ワイン2杯
またアルコール(お酒)を飲むと顔か赤くなる方は特にアルコール(お酒)の影響を受けやすく、
高血圧になる血圧が上がってしまいやすい体質だと言われています。
この顔が赤くなる現象をホットフラッシュとよび顔が赤くなりやすい方はアルコールの感受性が高い、もしくはアルコール不耐性をもっている可能性が高い事が知られています。
このような方は通常よりもアルコール(お酒)を飲むと高血圧になるリスクが高いため、
アルコール(お酒)を飲む量の調整を心がけてください。
アルコール(お酒)は適量を飲んでいれば、血圧を上げるストレスの軽減、
善玉コレステロールを増やしたりと高血圧の改善(血圧を下げる)効果もあるため、
飲む量の調整をし、上手に付き合っていきましょう。