高血圧の原因の真犯人は血圧サージだった!
危険度チェック・対策法
日本では4000万人以上いると言われる高血圧。
これまでは、加齢や生活習慣などで動脈硬化が進み、血圧が高くなると考えられてきました。
ところが最近の研究で、普段は血圧が高くない人でも血圧サージと呼ばれる「血圧の一時的な高波が起きていることがある」と言うことが分かり、注目されています。
血圧サージがなぜ怖いのか、それは自覚症状がないのに突然、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすからです。
そこで役立つのは、血圧サージの危険度チェックです。
これから、この血圧サージの危険度チェックを元に、血圧サージの原因・その対策法についてまとめてみたいと思います。
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血圧サージの危険度チェック
あなたの年齢は? 65歳未満=0点 65歳以上=1点
あなたのBMIは? 25未満=0点 25以上=1点
深夜にトイレに行く? 0回=0点 1回=1点 2回以上=2点
日中眠くなることは? あまりない=0点 よくある=1点
味の濃いものが好き? 好きじゃない=0点 好き=1点 とても好き=2点
果物を食べる? よく食べる=0点 あまり食べない=1点
お酒を飲む習慣は? ない=0点 ある=1点
煙草を吸う? 吸わない=0点 吸う=1点
数字を合計した結果、6点以上はリスク高、4~5点はリスク中、3点以下はリスク低となります。
血圧サージの原因
血圧は元々、一日中変動しているのですが、そのカギを握るのは交感神経の働きです。
交感神経が興奮すると、ノルアドレナリンが分泌され、手や足などにある末梢神経が収縮し、血圧が上がります。
これによって、体の活動性が高まるため、主に朝の起床時は交感神経が働きます。
逆に夜は眠りに備えて交感神経は働きを鎮めていくため、血圧も下がっていきます。
ところが、何らかの原因で交感神経のバランスが崩れると、血圧のコントロールが出来なくなり、血圧が下がるはずの夜に下がらず、朝異常に高くなってしまう、というわけです。
交感神経のバランスが崩れる原因として挙げられるのは、加齢・肥満・塩分・飲酒・喫煙・ストレスなどです。
これらが重なると、交感神経を刺激して、血圧サージを起こしやすい状態になってしまいます。
血圧サージ対策法
血圧サージにならないようにするためには、危険度チェックを参考に交感神経のバランスを崩さないようにする、ということが大事になります。
例えば、肥満を解消するために運動をするとか、飲酒・喫煙を減らす、十分な睡眠時間を確保するなど、生活習慣を改善していくことで、血圧サージのリスクを減らすことが出来ます。
味の濃い食事は塩分の摂りすぎになるので、薄味を心がけましょう。
また、果物には血圧を下げる効果があると言われるカリウムが豊富に含まれるため、毎日の食事に取り入れると良いようです。
日中良く眠くなる人は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
専門の医療機関で、早めの検査・治療をお勧めします。
まとめ
血圧サージの危険度チェックを元に、血圧サージの原因、その対策法についてまとめてみました。
やはり、日頃の悪い生活習慣の積み重ねが原因になるのですね。
私も急に倒れたりしないように、血圧サージを予防して行きたいと思います。